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トランクルームを利用する際、カビが発生しないか心配になることもあるでしょう。しかし、原因と対策を知っておけば、カビの発生を防ぐことができます。
この記事では、カビ対策を考慮したトランクルームの選び方や、効果的な対策方法を紹介します。大切な荷物を安全に保管し、長く使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
カビの発生に大きく影響を与えるのは湿気であり、トランクルームであれ他の場所であれ、この点は変わりません。一般的に、湿度が60%を超えるとカビが活発になりやすいとされています。そのため、湿度を適切に管理することが重要で、単に空調があるだけでなく、結露が発生しない湿度に保たれているかがポイントとなります。理想的には、湿度を測定しコントロールできる環境が求められます。
トランクルームについて言えば、屋外型と屋内型の2種類があります。空調設備が整っており、温度や湿度が適切に管理されている屋内型のトランクルームは、カビのリスクが比較的低いといえます。
一方で、空調設備のない屋外型のトランクルームでは、密閉された空間が原因で温湿度が上昇し、カビが発生しやすい環境になる可能性があります。また、結露の発生や掃除の頻度が低いこともカビの原因となるため、トランクルームを選ぶ際にはこれらの要素にも注意を払うことが重要です。
空調付きのトランクルームではカビが発生しにくいと述べましたが、空調があってもカビが絶対に発生しないわけではありません。重要なのは、すでにカビ菌がついている物を保管しないことです。ではここから、トランクルームを利用する際に効果的なカビ対策を8つご紹介します。
1:濡れたものを保管しない
カビを防ぐためには、湿気のあるものをトランクルームに保管しないことが大切です。カビは湿気を好むため、水分を含んだ物品が原因でカビが発生する恐れがあります。
特にスノーボードやスキー用品、釣り具など、水に触れることが多いものは注意が必要です。濡れた靴や衣類も、乾かしてから保管することを徹底しましょう。
2:汚れたものを保管しない
湿気だけでなく、汚れたものもカビの栄養源となり、胞子の拡散を引き起こします。
例えば、土が付いた靴やホコリがたまった書類、水垢のついた容器などは、カビの温床になりやすいです。保管する前に、必ずきれいにしてから収納することが重要です。
3:こまめな掃除
トランクルーム内を清潔に保つためには、定期的な掃除が必要です。掃除を怠るとホコリがたまり、空気の流れも悪くなるため、カビが発生しやすくなります。
掃除の際には、エタノールやカビ取り剤、雑巾を使ってトランクルーム内を定期的に清潔に保つことを心掛けましょう。
4:物と壁の間に隙間を作る
カビの発生を防ぐためには、保管物と壁の間に空間を作り、空気が流れるようにすることが重要です。
特に釣り具やスノーボード用品などは壁に立てかけがちですが、立てかける場合は専用のラックや台を使って通気性を確保しましょう。
5:物を詰め込みすぎない
トランクルームに物を詰め込みすぎると、空気の流れが妨げられ、カビが発生しやすくなります。
空気の流れを確保するために、物と物の間に適度な空間を設け、空調の効果を最大限に活かすことがポイントです。
6:すのこやラックを活用する
保管物を床に直接置かないように、すのこやラックを使用することで通気性を向上させ、カビの発生リスクを減らせます。
特に布団などの湿気を吸いやすいものは、ラックやすのこに置くことで通気性が高まり、保管環境が改善されます。
7:通気性の良い収納グッズを使う
カビ対策には、通気性の良い収納グッズの利用が効果的です。プラスチックケースは頑丈ですが通気性に欠けるため、除湿剤を併用するのがベストです。不織布製の収納ケースは通気性がよく、防虫効果も期待できます。
8:衣類や布団はクリーニングしてから保管
衣類や布団は湿気を吸いやすいため、保管前にクリーニングしておくことが重要です。汚れやカビがある場合は、クリーニングでカビ取りを依頼し、清潔な状態にしてから保管することで、カビの発生を防ぎやすくなります。
まとめ
カビは湿気や結露によって発生するため、完全に防ぐことは難しいですが、適切な環境が整った屋内型のトランクルームなら、カビの発生リスクを抑えることが可能です。
もしカビ対策を重視するなら、湿度管理が徹底され、空調設備が整っているキュラーズの利用が一つの選択肢です。キュラーズでは、スタッフによるフロアの清掃や、モニタリングによる異常検知も行っており、保管している品物を良好な状態で維持しやすい環境が整っています。
ただし、基本的にカビが既についている物は保管しないように注意しましょう。どれだけ環境が整っていても、既にカビがある場合はそこから胞子が広がる恐れがあります。荷物を保管する前に、汚れや水分、カビがないかしっかり確認することが大切です。